いりぐちつたやでは、精米機を店舗内に設置して、いつでも摺りたてのお米をお客様に
ご提供しています。
契約農家さんで手塩にかけて育てられた玄米を、
店舗内で【白米】または【無洗米】へと丁寧に精米してお渡しします。
お米は生鮮食品です。玄米は、精米して白米になった瞬間から表面の脂質の酸化が始まり、時間の経過とともに炊き上がりの味に変化が生じます。
私たちが考える美味しく食べられる期間は、夏期で2週間、冬期で1ヵ月程度。それを過ぎると、少しずつ風味が落ちていきます。だからこそ、当店では「できる限りお客様にお届けする直前」の精米を徹底しています。
その日に精米できる分だけを倉庫から運び、必要量のみを摺る。この当たり前のひと手間が、食卓に上るご飯の美味しさを決定づけます。
美味しいお米をお届けするために、私たちは玄米の保管から仕入れまで、独自の基準を守り続けています。
秋に収穫されたお米は、まず契約農家さんの倉庫で大切に保管してもらいます。そこから一度にすべてを引き取るのではなく、当店で精米できる分だけをこまめにトラックで運び入れます。少なくなったら、また農家さんの元へ取りに行く。お米の鮮度を保つための大切な連携です。
契約農家さんの保管倉庫
玄米の保存温度は、17度前後が理想的とされています。そのため、外気が20度に達する日には、すぐさま玄米倉庫のエアコンを稼働させます。季節を問わず、お米にとって最適な環境を維持しています。
精米は、ただ玄米の皮を剥く作業ではありません。その日のお米の状態に合わせた微調整が求められます。
お米の擦り具合を示す「白度」は、精米するお米ごとにしっかりと計測します。また、玄米の乾燥具合によって精米後の水分量も変わるため、その都度計り、当店独自の基準を満たしているかを厳しく確認しながら精米を進めます。
精米の流れのなかで、色彩選別機を通すことで、異物や不良な粒を確実に取り除き、美しいお米に仕上げます。
私たちは、当社の基準をクリアしたものだけを袋に詰めてお客様にお届けしています。精米の過程で基準に満たず弾かれたお米や米ぬかも、決して無駄にはしません。
精米中に小さく割れてしまったお米や、選別機で弾かれたお米は、契約している地元の鶏舎へ持ち込みます。これらは鳥たちの良質な餌となります。
精米の副産物である米ぬかは、地元の農家さんたちが「畑作りに必要だから」と喜んでもらいに来てくれます。米ぬかを畑に撒くことで土壌が豊かになり、そこで育つ農作物の甘味が増すといった良い効果を生み出しているようです。
地域の中で自然な循環が生まれることも、とても喜ばしく誇りに思っています。
100kg以上のまとまったご注文を、飲食店様や事業所、給食センター様向けに精米・配達しております。
お店のメニューやご要望に合わせた品種の選定や精米方法などのご相談にも乗りますので、どうぞお気軽にご連絡ください。